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残置物そのまま・遺品整理なしでマンションを買取に出す方法|費用の目安と仲介との比較(大阪)

本田 憲司

執筆

本田 憲司代表取締役
残置物そのまま・遺品整理なしでマンションを買取に出す方法|費用の目安と仲介との比較(大阪)

1. 「片付けてから売る」が前提になっていませんか

相続したマンション、遠方に住む親の部屋、施設に入居した後の住まい——家具・家電・衣類・思い出の品が残ったままの物件を「まず片付けなければ売れない」と考えて、何年も手つかずになっているケースをよく見ます。

結論から言うと、残置物があっても売却はできます。方法は2つで、「仲介で売る場合は原則として空にしてから引き渡す」「買取なら残置物込みで引き渡せる」です。どちらが手取りで有利かは、残置物の量・物件の価格帯・期限によって変わります。

📌 残置物がある場合の2つの売り方

仲介:売主が片付け(遺品整理・不用品回収)をしてから引き渡す。売却価格は高いが、片付けの費用と手間、時間がかかる
買取:不動産会社が残置物込みで買い取り、片付けは買主側で行う。片付け費用相当が価格から差し引かれるが、売主の作業はゼロで短期間に現金化できる

2. 遺品整理・不用品回収の費用相場|大阪の目安

仲介で売る場合にかかる片付け費用の目安です(2026年時点、当社が実際に手配している業者の価格帯を基にした概算。物量・搬出条件で変わります)。

間取り費用の目安作業日数
1K・1DK4万〜10万円半日〜1日
2LDK10万〜25万円1〜2日
3LDK15万〜40万円1〜3日
4LDK以上・物量が多い30万〜60万円超2〜4日

エレベーターの有無、階数、トラックを横付けできるか、仏壇・ピアノ・大型家電の有無で上下します。分譲マンションは搬出ルートと共用部の養生、管理組合への届出が必要になるため、戸建てより割高になりがちです。

⚠️ 「片付けてから」で失うもの

費用そのものより、片付けに踏み切れずに時間が経つことの方が損失は大きくなります。空室のままでも管理費・修繕積立金・固定資産税は毎月かかり続け、室内の劣化(水回りの臭い、湿気、カビ)は売却価格に直接響きます。空き家の維持費と合わせて、「いつまでに決めるか」を先に決めることをお勧めします。

\ 片付けていなくても大丈夫です /

残置物そのままの状態で、買取と仲介の両方の価格をお出しします

現地を拝見し、残置物の量を踏まえた買取価格と、片付けたうえで仲介した場合の想定価格を並べてご提案します。遠方の方はオンライン・郵送でのやり取りで完結できます。

3. 買取に出す場合の流れと価格の考え方

STEP 1

現地確認(残置物の量・室内の状態)
写真か現地で残置物の量と室内の状態を確認します。売主の立ち会いが難しい場合、鍵をお預かりして当社だけで確認することも可能です。

STEP 2

買取価格の提示
市場で売れる価格から、片付け費用・リフォーム費用・買取会社の利益を差し引いた金額が買取価格になります。残置物の分は上の表の費用相当が反映される、と考えてください。当社では買取価格の内訳(何をいくら見込んでいるか)を開示します。

STEP 3

持ち出したい物だけ引き取る
写真・書類・貴重品・思い出の品など、残したい物だけを持ち出していただければ、あとは現状のままで構いません。ご希望があれば、貴重品の捜索(通帳・印鑑・権利証など)を片付け業者に依頼することもできます。

STEP 4

契約・決済(最短2〜3週間)
買取は買主が事業者なので住宅ローン審査待ちがなく、契約から決済まで短期間です。契約不適合責任も免責または限定にするのが通例で、引き渡し後に設備の不具合を指摘される心配がありません。

「片付けの手間と費用を差し引いても仲介の方が手取りが多い」場合は、当社は正直にそうお伝えします。仲介・買取の違いはこちらの記事で詳しく整理しています。

4. 相続したマンションで注意したい税務の落とし穴

残置物付きで売却する物件の多くは相続物件です。ここで一つ、必ず知っておいていただきたい点があります。

⚠️ 「相続空き家の3,000万円特別控除」はマンションには使えない

相続した空き家を売ったときに譲渡所得から3,000万円を控除できる特例は、区分所有建物(分譲マンション)は対象外です。戸建て(1981年5月31日以前建築等の要件あり)が対象で、マンションの場合は使えません。「空き家の特例が使えるから急がなくていい」と考えている方は、前提が違う可能性があります(戸建ての場合の要件と期限はこちら)。

一方で、相続したマンションを売る場合には取得費加算の特例(相続税を納めた人が相続開始から3年10か月以内に売却した場合、納めた相続税の一部を取得費に加算できる)が使えることがあります。譲渡所得税の全体像は譲渡所得税の記事を、相続登記が済んでいない場合は相続登記義務化の記事をご覧ください。相続人が複数いる場合、売却前に遺産分割協議と相続登記を済ませておく必要があります。

よくあるご質問

Q. 家具や衣類がそのままでも、本当に見に来てもらえますか?

はい。残置物がある状態での現地確認は日常的に行っています。片付けや掃除は不要です。鍵をお預かりして当社のみで確認することもできます。

Q. 買取の場合、残置物の分はどれくらい価格が下がりますか?

目安は上の表の片付け費用相当(1K で数万円〜、3LDK で15万〜40万円程度)です。当社では買取価格の内訳を開示し、「片付けてから仲介した場合」の想定価格と並べてお示しします。

Q. 遠方に住んでいて大阪に何度も来られません。

鍵の受け渡し、書類のやり取り、契約は郵送・オンラインで進められます。決済時も司法書士との調整で来阪回数を最小限にできます。遠方からのご依頼の成約事例もご覧ください。

まとめ:片付けを「売却の前提条件」にしない

残置物があるマンションは、買取なら現状のまま、仲介なら片付けてから、どちらでも売れます。費用と手間、期限、物件の価格帯を並べて比べれば、どちらが手取りで有利かは判断できます。片付けに踏み切れず何年も置いておくことが、いちばん損失の大きい選択です。

まずは現状のまま、部屋の写真と物件の情報をお送りください。買取と仲介、両方の価格をお出しします。

本田 憲司

この記事の執筆者

本田 憲司代表取締役

資格: 宅地建物取引士

建設関係の現場と長距離トラックドライバーを経て、不動産業界に転身。新築マンション販売の最前線でリーマンショックを乗り越え、念願だった独立を果たして「不動産売却サポート関西」を立ち上げました。27年間で培った問題解決力を武器に、ご所有不動産を「自分自身の大切な資産」と捉え、売主様ご本人に成り代わって売却完了まで伴走することをお約束します。

まずはご相談ください!

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査定は無料です。今すぐ売却のご予定がない方でも、参考としてお気軽にお問い合わせください。

0120-061-067午前10時〜午後19時