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ホームステージングとは? 大阪の不動産を「早く・高く」売る 室内演出の全解説

本田 憲司

執筆

本田 憲司代表取締役
ホームステージングとは? 大阪の不動産を「早く・高く」売る 室内演出の全解説

1. 不動産売却では室内写真の第一印象が重要

不動産を探す方の多くは、ポータルサイトや不動産会社のホームページで写真を見て、 内見する物件を絞り込みます。同じ価格帯・同じ広さの物件であれば、 室内が明るく整理され、暮らしを想像しやすい物件のほうが関心を持たれやすくなります。

ホームステージングの役割

物件の欠点を隠すことではなく、家具配置、照明、小物、片付け、清掃、写真の見せ方などを整え、 本来持っている広さや使い方を購入希望者へ分かりやすく伝えることです。

ホームステージングだけで高値売却が保証されるわけではありません

成約価格と販売期間は、立地、築年数、管理状態、競合物件、売出価格などにも左右されます。 ホームステージングは、問い合わせや内見の機会を増やすための販売施策の一つです。

2. ホームステージングとは

ホームステージングとは、売却・賃貸する住宅をより魅力的に見せるための空間演出です。 実際の家具や小物を置く方法だけでなく、片付け、清掃、照明の調整、 写真上に家具を配置するバーチャルホームステージングなども活用されています。

混同しやすい室内演出の違い
方法 内容 主な活用場面
実物ホームステージング 室内に実際の家具・照明・小物を配置する 空室物件の写真撮影と現地内見
バーチャルホームステージング 実際の室内写真へCG家具などを合成する ウェブ広告や販売資料で生活イメージを伝える
家具消し・残置物消去 画像上で既存家具や荷物を消し、空室のイメージを再現する 居住中・残置物がある物件の比較表示
360度パノラマ 室内を全方向から見渡せる画像を作成する 間取り・奥行き・部屋同士のつながりを確認する

ホームステージングと360度内見は役割が異なります

ホームステージングは「どのような暮らしができるか」を演出するもの、 360度パノラマは「実際の間取りや室内のつながり」を確認しやすくするものです。 両方を組み合わせることで、写真だけでは伝わりにくい情報を補えます。

3. ホームステージングが向いている物件

向く
01

空室で生活のイメージが伝わりにくい物件

家具が何もない部屋は広さの感覚をつかみにくいことがあります。 ソファやダイニングを配置することで、家具の大きさと生活動線を想像しやすくなります。

向く
02

居住中で生活感が強く出ている物件

実際の家具をすべて動かせない場合でも、片付ける範囲を決めたり、 現況・家具消し・CG配置を比較して見せたりする方法があります。

向く
03

間取りの使い方が分かりにくい物件

広いワンルーム、変形リビング、和室のある住戸などは、 家具配置例を示すことで部屋の用途や動線を伝えやすくなります。

向く
04

競合物件が多く、写真で差をつけたい物件

同じマンション内や近隣で類似物件が販売されている場合、 写真・販売資料・室内演出の質が内見先を選ぶ判断材料になります。

向く
05

遠方の購入希望者へ訴求したい物件

転勤、進学、相続などで大阪府外から探している方へ、 室内写真、CG、360度パノラマを組み合わせて詳しい情報を届けられます。

\ 室内の見せ方まで含めた販売戦略をご提案 /

写真・ホームステージング・360度パノラマを組み合わせます

物件の状態と想定する買主層を確認し、効果が見込める演出方法をご提案します。

4. 売主にとってのメリット

MERIT 01

ウェブ広告の第一印象を整えられる

明るさ、家具配置、生活動線が分かりやすい写真にすることで、 物件一覧の中から詳細ページを見てもらうきっかけをつくります。

MERIT 02

購入後の暮らしを想像してもらいやすい

リビング、ダイニング、寝室などの使い方が見えるため、 購入希望者が自分の家具や生活を当てはめやすくなります。

MERIT 03

物件の特徴を視覚的に伝えられる

広いリビング、窓の多さ、収納、在宅勤務スペースなど、 文章だけでは伝わりにくい長所を写真で表現できます。

MERIT 04

内見前のミスマッチを減らせる

360度パノラマや現況写真と組み合わせれば、 間取りや室内状態を理解したうえで内見してもらいやすくなります。

片付けや清掃が不要になるわけではありません

バーチャル画像だけをきれいにしても、現地が散らかっていたり、 水回りに汚れや臭いが残っていたりすると、内見時の印象が大きく下がります。 写真演出と現地の状態をできるだけ近づけることが大切です。

5. 注意したいデメリットと広告上のポイント

注意
01

CGと現況の違いが大きいと期待外れになる

画像だけを豪華に見せすぎると、現地内見で落差を感じられます。 現況写真も掲載し、CGであることが分かる表示を行うことが重要です。

注意
02

構造・広さ・設備を変えて見せてはいけない

壁、窓、柱、床、設備など実際の物件条件を変えたり、 部屋が実際より広く見えるような加工をしたりすると誤解を招きます。

注意
03

実際には置けない家具を配置しない

搬入経路や部屋の寸法を無視した大型家具を配置すると、 実際にも置けるように誤認されるおそれがあります。

注意
04

現地の音・臭い・温度までは伝えられない

画像や360度パノラマでは、周辺音、日中の暑さ、湿気、臭いなどは確認できません。 最終判断には現地内見が必要です。

注意
05

費用をかけても必ず成約するとは限らない

物件の価格設定や立地が市場と合っていなければ、 演出だけで売却の問題を解決することはできません。

バーチャル画像には加工内容が分かる表示を

「CG家具配置イメージ」「バーチャルホームステージング」などと画像の近くへ明示し、 可能であれば現況写真と並べて掲載します。 物件の現状を誤認させない広告表現が必要です。

6. 不動産売却サポート関西の室内演出

不動産売却サポート関西株式会社では、物件の状態に応じて、 写真撮影、室内の片付け・清掃、実物ホームステージング、 VR家具消し・VR家具配置、360度パノラマなどを組み合わせます。 すべての物件へ同じ方法を当てはめるのではなく、費用対効果を考えて選択します。

1
物件の状態と売主様のご希望を確認

居住中・空室、残置物、補修箇所、売却期限、想定する買主層を整理します。

2
片付け・清掃・軽微補修の優先順位を決定

写真に写る場所と内見時に見られやすい水回り、床、壁、窓などを中心に整えます。

3
室内写真と360度パノラマを撮影

明るさ、水平・垂直、部屋同士のつながりを意識し、物件の特徴が伝わる素材を作成します。

4
必要に応じて家具消し・CG家具配置を制作

現況を変えず、実際に置ける家具サイズと想定する買主層に合わせて演出します。

5
販売資料・広告へ反映

現況写真、演出画像、間取り、設備、周辺環境を組み合わせ、問い合わせにつながる資料を作成します。

6
反響を確認して見せ方を改善

閲覧数、問い合わせ、内見者の感想を確認し、写真の順番や説明文、販売方法を見直します。

7. 効果を高める6つのポイント

買主像を先に決める

子育て世帯、共働き夫婦、シニア、投資家など、想定する層に合わせて家具と見せ方を変えます。

広く見せるより動線を正確に伝える

小さすぎる家具で広さを誇張せず、実際の生活に近い大きさと配置を選びます。

現況写真も掲載する

CG画像だけにせず、実際の状態と比較できるようにして広告の透明性を保ちます。

水回りと玄関を整える

内見時の印象は、玄関、キッチン、浴室、洗面所の清潔感にも大きく左右されます。

写真・説明文・間取りを統一する

演出画像と物件説明がばらばらにならないよう、伝える魅力を一つの販売ストーリーにまとめます。

価格設定と情報公開を同時に見直す

ホームステージングだけに頼らず、売出価格、レインズ、広告媒体、他社への情報公開も確認します。

8. 費用をかけるべきか判断する方法

物件状況に応じた主な選択肢
物件の状態 優先したい対策 検討する演出
空室で状態が良い 撮影・清掃・家具配置 実物またはバーチャルステージング
居住中で荷物が多い 撮影範囲の片付け・収納 現況と家具消し画像の比較
残置物がある 撤去範囲と費用の確認 撤去後イメージのバーチャル画像
傷みや汚れが目立つ 清掃・リペア・必要箇所の補修 補修後に写真撮影と演出
価格が相場より高い 査定根拠と売出価格の見直し 演出だけで解決しようとしない

サービス内容と費用負担は媒介契約前に確認

家具レンタル、撮影、CG加工、清掃、補修などの費用を誰が負担するか、 途中で媒介契約を解除した場合に費用が発生するかは会社によって異なります。 実施内容と条件を書面で確認しましょう。

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ホームステージングが必要かどうかも含めて査定します

費用をかける場所とかけない場所を整理し、物件に合う販売活動をご提案します。

9. 当社が大切にしている4つのこと

POLICY 01

物件ごとに演出方法を変える

空室・居住中・残置物ありなど、室内状況と買主層に合わせて最適な方法を選びます。

POLICY 02

現況を誤認させない

CG加工であることを分かりやすく表示し、現況写真や現地内見と組み合わせてご案内します。

POLICY 03

写真だけでなく情報を広く拡散

レインズ、他社ネットワーク、ポータルサイト、販売資料を組み合わせ、買主候補を広く募ります。

POLICY 04

反響を見て改善する

閲覧数、問い合わせ、内見結果を共有し、写真・説明・価格・広告方法を継続的に見直します。

10. まとめ|ホームステージングは物件の魅力を正しく伝える販売手法

ホームステージングは、片付け、清掃、実物家具、CG家具、照明などを活用し、 購入希望者がその家で暮らすイメージを持ちやすくする空間演出です。

室内写真の印象を整え、問い合わせや内見につなげる効果が期待できますが、 高値・早期成約を保証するものではありません。 価格設定、広告範囲、他社への情報公開、現地の清潔感と組み合わせることが重要です。

バーチャルホームステージングを使う場合は、CGであることを明示し、 構造や設備を変えて見せないなど、実際の物件を誤認させない配慮も欠かせません。 物件ごとの状態と費用対効果を確認し、必要な演出を選びましょう。

よくあるご質問

ホームステージングをすれば必ず高く売れますか?

必ず高く売れるものではありません。問い合わせや内見の機会を増やすことは期待できますが、 成約価格は立地、状態、価格設定、競合物件などにも左右されます。

居住中でもホームステージングはできますか?

可能です。撮影範囲を中心に片付ける方法や、現況写真にCG家具を配置する方法、 既存家具を画像上で消した状態と比較して見せる方法があります。

実物の家具とCGではどちらがよいですか?

空室で現地内見の印象を高めたい場合は実物家具、短期間で複数の演出を作りたい場合はCGが向いています。 物件の状態、予算、販売期間から判断します。

バーチャルホームステージングの画像だけを掲載してもよいですか?

実際の状態を誤認させないよう、CG加工であることを画像の近くに明示し、 現況写真も併せて掲載することが望ましいです。壁や設備など物件そのものを変えて見せてはいけません。

ホームステージングの費用は誰が負担しますか?

不動産会社のサービスに含まれる場合と、売主が別途負担する場合があります。 家具レンタル、CG制作、撮影、清掃などの範囲と、契約解除時の費用を事前に確認してください。

古い家やリフォーム前の物件にも効果がありますか?

購入後の暮らしやリフォーム後の使い方を伝える手段として活用できます。 ただし、雨漏りや設備故障など実際の不具合をCGで隠してはいけません。 現況と必要な修繕内容を正確に伝えることが前提です。

参考資料

※本記事は2026年7月時点の一般的な不動産売却実務をもとに作成しています。 ホームステージングの内容、費用、広告への掲載方法は、物件の状態や利用するサービスによって異なります。 「早く・高く」は売却活動の目標であり、成約価格や売却期間を保証するものではありません。

本田 憲司

この記事の執筆者

本田 憲司代表取締役

資格: 宅地建物取引士

建設関係の現場と長距離トラックドライバーを経て、不動産業界に転身。新築マンション販売の最前線でリーマンショックを乗り越え、念願だった独立を果たして「不動産売却サポート関西」を立ち上げました。27年間で培った問題解決力を武器に、ご所有不動産を「自分自身の大切な資産」と捉え、売主様ご本人に成り代わって売却完了まで伴走することをお約束します。

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