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枚方市駅前の再開発はここまで進んだ|ステーションヒル枚方完成と④⑤街区、周辺相場への影響

本田 憲司

執筆

本田 憲司代表取締役
枚方市駅前の再開発はここまで進んだ|ステーションヒル枚方完成と④⑤街区、周辺相場への影響

1. 枚方市駅前はここまで変わった:「ステーションヒル枚方」完成

京阪本線・枚方市駅の周辺では、市と京阪グループによる大規模な再整備(枚方市駅周辺再整備)が段階的に進んでいます。その中核となる③街区の再開発ビル「ステーションヒル枚方」は2024年5月に竣工。大型商業施設・オフィス・ホテル・賃貸タワーレジデンスが駅と直結し、駅前の景色は数年前から一変しました。

📌 枚方市駅周辺再整備の現在地(2026年8月時点)

・③街区:再開発ビル「ステーションヒル枚方」が2024年5月竣工済み(商業・オフィス・ホテル・住宅)
・④⑤街区:市庁舎の移転・新庁舎整備を含む再整備を検討中(基本計画の策定・事業費の見直しが進行中の段階)
・歩いて楽しめる「ウォーカブル」な駅前空間への転換が全体コンセプト

枚方市駅は京阪本線の特急停車駅で、淀屋橋・京橋方面と京都方面の双方に直通するターミナルです。昭和期にいち早く都市化した駅前を作り直す、北河内エリアで最大級の再整備プロジェクトといえます。

2. 再開発は周辺の不動産にどう効くか

駅前再開発が周辺の住宅市場に与える影響には、共通するパターンがあります。

1

駅徒歩圏の「街の格」が上がる

商業・ホテル・オフィスが揃うことで駅前の利便性と印象が変わり、駅徒歩10分圏の物件は買主の検討リストに載りやすくなります。実際、駅直結のタワーレジデンスの誕生は、周辺中古マンションの価格の「上限」を引き上げる効果があります。

2

効果は段階的に織り込まれる

価格への反映は「計画発表→着工→完成」と段階的に進みます。③街区の完成分はすでに相場にかなり織り込まれている一方、④⑤街区(新庁舎エリア)は検討段階のため、今後の具体化で再び注目が集まる可能性があります。

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駅から離れると効果は薄い

再開発の恩恵は駅距離に強く依存します。バス便エリアや駅徒歩15分超の物件では、再開発より「価格の割安感」「土地の広さ」など別の強みで勝負する売り方が現実的です。

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3. 枚方市で売却を考えるときの実務ポイント

売り時の考え方

「④⑤街区が完成するまで待つべきか」というご質問をよくいただきますが、新庁舎を含む④⑤街区はまだ検討段階で、完成時期を前提にした計画は立てられません。一方で建物の築年数は確実に進み、住宅ローン金利も上昇傾向にあります(金利と売り時の解説記事)。「不確定な将来の上振れ」と「確実に進む経年・金利」を天秤にかけるのが判断の軸です。

エリア内でも値動きは一様ではない

同じ枚方市内でも、枚方市駅徒歩圏・樟葉駅圏・学研都市線沿線・バス便エリアでは相場の動きがまったく異なります。当社サイトでは枚方市の町名別・マンション別の売出相場データを毎週更新で公開していますので、まずご自身のエリアの実勢を確認してください。

よくあるご質問

再開発で枚方市駅周辺のマンションはどのくらい上がりましたか?

物件の駅距離・築年数によって差が大きく、一律には言えません。駅徒歩10分圏の比較的新しいマンションほど恩恵が大きい傾向です。個別の物件については、直近の同エリア成約事例とあわせて無料査定でお伝えします。

④⑤街区(新庁舎)の完成を待ってから売るべきですか?

④⑤街区は検討段階で、時期を前提にできません。再開発効果は具体化のたびに段階的に織り込まれるため、「完成の瞬間に大きく上がる」ことは期待しにくいのが実情です。築年数・金利・ご家庭の事情を含めた総合判断をおすすめします。

駅から遠い戸建てでも売れますか?

売れます。駅距離のある物件は、価格設定と「広さ・駐車場・住環境」の見せ方が成否を分けます。エリアの実勢に合った戦略をご提案しますので、まずはご相談ください。

まとめ:③街区完成後の「いま」が相場の確認どき

枚方市駅前の再整備は、ステーションヒル枚方の完成で第一段階が形になり、駅前の価値は着実に引き上げられました。④⑤街区はまだ検討段階のため、これを待つかどうかは不確実性を含む判断になります。枚方市・北河内エリアで売却をお考えの方は、再開発効果が織り込まれた「いまの実勢価格」を把握するところから始めてください。

※本記事の再整備の進捗・計画内容は2026年8月時点の公表情報にもとづきます。今後変更される可能性があります。

本田 憲司

この記事の執筆者

本田 憲司代表取締役

資格: 宅地建物取引士

建設関係の現場と長距離トラックドライバーを経て、不動産業界に転身。新築マンション販売の最前線でリーマンショックを乗り越え、念願だった独立を果たして「不動産売却サポート関西」を立ち上げました。27年間で培った問題解決力を武器に、ご所有不動産を「自分自身の大切な資産」と捉え、売主様ご本人に成り代わって売却完了まで伴走することをお約束します。

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