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森之宮新駅は2028年春開業予定|大阪城東部の再開発で城東区・東成区のマンションはどうなる?

本田 憲司

執筆

本田 憲司代表取締役
森之宮新駅は2028年春開業予定|大阪城東部の再開発で城東区・東成区のマンションはどうなる?

1. 森之宮新駅とは:中央線が1.1km延伸、2028年春開業予定

Osaka Metro中央線の森ノ宮駅から北へ約1.1km、森之宮検車場の敷地内に新しい駅(仮称:森之宮新駅)が設けられます。開業予定は2028年春。2024年6月に国土交通大臣から軌道事業の特許を取得し、計画が正式に動き出しています。

📌 森之宮新駅の概要(2026年8月時点)

・区間:中央線 森ノ宮駅 〜(仮称)森之宮新駅(約1.1km)
・開業予定:2028年春
・場所:森之宮検車場内(大阪城の東側、大阪城東部地区)
・あわせて駅ビルの計画も公表されている

中央線は夢洲(2025年1月開業の夢洲駅)から大阪城東部までを結ぶ路線になり、万博・IRで注目されるベイエリアと都心東部が一本でつながります。ここ数年で大阪の東西軸の価値が大きく見直されている流れの、東側の核となるのがこの新駅です。

2. 大阪城東部地区のまちづくり:大学キャンパスを核に再開発が進む

森之宮新駅の周辺では「大阪城東部地区」のまちづくりが進行しています。核となるのは、2025年に開設された大阪公立大学の森之宮キャンパスです。学生・教職員の日常的な往来が生まれ、周辺には飲食・生活サービスの出店が続いています。

新駅の開業時期は、この地区の次の開発段階(1.5期開発)に合わせて設定されており、大学・駅・駅ビル・周辺開発が連動して街が立ち上がっていく計画です。「駅ができてから街ができる」のではなく、街の成長に合わせて駅が開業する、大阪市内では珍しいパターンといえます。

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3. どのエリアの不動産に影響するか

■ 森之宮新駅・大阪城東部再開発と関わりが深いエリア
エリア ポイント
森ノ宮駅周辺
(中央区・城東区・東成区の境界)
中央線・長堀鶴見緑地線・JR環状線の3路線利用可。新駅と既存駅の「間」のエリアは利便性が一段と向上
城東区 大阪市の都心近接区でありながら価格に割安感が残るエリア。蒲生四丁目・鴫野など東西のアクセスが強化される
東成区 緑橋・深江橋など中央線沿線が対象。都心通勤層の受け皿として需要が底堅い

城東区・東成区は、北区・中央区・西区の「都心3区」に比べて価格水準が抑えられてきたエリアです。再開発と新駅で注目度が上がることで、「割安感のある都心近接区」として買主の検討対象に入りやすくなることが期待されます。

4. 新駅開業と不動産価格の「セオリー」

鉄道の新駅は不動産価格にプラスに働くのが一般的ですが、値動きのタイミングには特徴があります。

⚠️ 押さえておきたい値動きのパターン

・価格への反映は「計画発表時」→「着工時」→「開業時」と段階的に進むのが通例で、開業日に一気に上がるわけではない
・恩恵が大きいのは新駅から徒歩10分圏。距離が離れるほど効果は薄まる
・すでに便利な駅(森ノ宮など)の既存物件は、上乗せ幅が限定的なこともある
・2028年の開業を「待つ」間に、建物の築年数経過と金利上昇が進む点は考慮が必要

つまり、「開業まで待ってから売る」ことが最適とは限りません。特に築年数が経過した物件は、エリアの上昇分を経年による下落が相殺してしまう可能性があります。まずは現時点の相場を把握し、2028年まで待つ場合のシナリオと比較することをおすすめします。

よくあるご質問

森之宮新駅の開業で、いま持っているマンションはいくらぐらい上がりますか?

物件の立地(新駅からの距離・既存駅との位置関係)や築年数によって大きく異なり、一概には言えません。当社の無料査定では、直近の成約事例をもとに現時点の適正価格をお伝えしたうえで、再開発の影響の考え方もご説明します。

2028年の開業まで待ってから売るべきですか?

開発期待は段階的に価格へ織り込まれるため、開業時に大きく上がるとは限りません。築年数の経過・保有コスト・金利動向との比較で判断するのが実務的です。個別のシミュレーションはお気軽にご相談ください。

城東区・東成区の相場はいまどんな状況ですか?

都心へのアクセスの良さに対して価格に割安感があり、実需の買主から底堅い人気があります。区別の詳しい相場と売却の進め方は、関連記事(城東区・東成区のマンション売却ガイド)をご覧ください。

まとめ:東部エリアは「注目が集まる前」の把握が肝心

森之宮新駅は2028年春の開業を予定し、大阪公立大学森之宮キャンパスを核とした大阪城東部の再開発と連動して進んでいます。城東区・東成区など周辺エリアにとっては、都心近接の割安感が見直される好機です。一方で、開発効果の織り込みは段階的に進むため、「開業まで待つ」ことが常に有利とは限りません。まずは現在の査定額を確認し、数字にもとづいて売り時を判断しましょう。

※本記事の開発計画・開業時期は2026年8月時点の公表情報にもとづきます。今後変更される可能性があります。

本田 憲司

この記事の執筆者

本田 憲司代表取締役

資格: 宅地建物取引士

建設関係の現場と長距離トラックドライバーを経て、不動産業界に転身。新築マンション販売の最前線でリーマンショックを乗り越え、念願だった独立を果たして「不動産売却サポート関西」を立ち上げました。27年間で培った問題解決力を武器に、ご所有不動産を「自分自身の大切な資産」と捉え、売主様ご本人に成り代わって売却完了まで伴走することをお約束します。

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