blog【相続トラブル】兄弟間で揉めている共有名義の不動産。自分の持分だけを売却・買取してもらうことは可能?

親から相続した大切な実家。とりあえず兄弟で「法定相続分」どおりに共有名義にしたものの、いざ売却や活用となると意見が合わず、話し合いが平行線をたどっている……。実は、40代〜60代のお客様から、こうした共有物件に関するご相談を非常に多くいただきます。
「顔を合わせるたびに実家のことで揉めるのに疲れた」
「もう面倒だから、自分の持分だけを手放してスッキリしたい」
そうお悩みの方へ、今回は「共有持分のみの売却・買取」について、不動産売却のスペシャリストがわかりやすく解説します。
目次
なぜ共有名義の不動産はトラブルになりやすいのか?
そもそも、なぜ共有名義の不動産はトラブルになりやすいのでしょうか。最大の理由は「不動産全体を売却・解体・大規模な修繕をするには、共有者全員の同意が必要」という法律上のルール(民法第251条)があるからです。
- 長男:「誰も住まないなら、今すぐ売って現金化して分けたい」
- 次男:「親の思い出が詰まっているから、将来のためにそのまま残しておきたい」
- 長女:「リフォームして自分が住みたい」
このように兄弟間で不動産の扱いに関する目的が異なると、話し合いはまとまりません。1人でも反対する人がいれば、不動産全体を売却することはできず、完全に「塩漬け状態」となってしまいます。
危険!共有状態のまま放置する3つの大きなリスク
「意見が合わないから、とりあえずそのままにしておこう」と放置するのは非常に危険です。共有名義のままにしておくことで、次のようなリスクが重くのしかかってきます。

- 固定資産税・維持管理費の負担トラブル
誰も住んでいなくても、固定資産税や都市計画税は毎年発生します。法的には持分に応じて負担する義務がありますが、代表者1人に納付書が届くため「長男が立て替えたまま、他の兄弟が払ってくれない」といった金銭トラブルが頻発します。 - 老朽化による近隣トラブル・損害賠償リスク
空き家のまま放置されれば、建物は急速に傷みます。もし台風などで屋根が飛び、近隣の家を傷つけたり人にケガをさせてしまったりした場合、共有者全員が損害賠償責任を問われる可能性があります。 - 「数次相続」により権利者がねずみ算式に増える(最悪のリスク)
共有状態のまま兄弟の誰かが亡くなると、その持分は亡くなった兄弟の配偶者や子どもたちへ引き継がれます(数次相続)。時間が経てば経つほど、顔も知らない甥や姪など数十人が共有者となり、事実上「永遠に売却できない不動産」になってしまうのです。
結論:自分の「持分」だけなら、他の共有者の同意なしで売却可能
こうした八方塞がりの状況を抜け出すための結論を申し上げますと、ご自身の「持分」のみであれば、他の兄弟の同意や許可が一切なくても、単独で売却・処分することが法律上可能です。
不動産全体を動かすことはできなくても、あなたが持っている「権利の割合(持分)」を手放すことは個人の自由なのです。持分を手放せば、その瞬間から固定資産税の支払い義務や、維持管理の責任、親族間の揉め事から完全に解放されます。
一般の仲介で「共有持分」が売れない決定的な理由
自分の持分だけ売れるなら、さっそく売りに出そう!と思うかもしれませんが、ここで大きな壁が立ちはだかります。それは、「一般の個人買主(仲介)は、持分だけでは買ってくれない」という厳しい現実です。
考えてみてください。赤の他人が「3分の1の持分」だけを数百万で購入したとしても、その不動産に自由に住むことはできません。見ず知らずのあなたの兄弟と、いきなり共有状態になるリスク(一緒に税金を払い、管理をする義務)を背負ってまで家を買いたいという人は、一般市場にはほぼ存在しません。
そのため、通常の「仲介」で売りに出しても、何ヶ月、何年経っても買い手がつかないのが実情です。
揉めている現状を即打破!不動産会社による「持分買取」4つのメリット

そこで、複雑な事情を抱える共有持分を手放す最善の選択肢となるのが、不動産会社による「直接買取」です。
一般の市場では売れない訳ありの持分でも、法的な専門ノウハウを持つ不動産会社が直接買い取ることで、売主様には以下のような絶大なメリットがあります。
- ✔ ① 兄弟と顔を合わせず、交渉も不要(精神的ストレスからの解放)
売却手続きは、あなたと不動産会社の間だけで静かに完結します。あなたが持分を売却した後の「他の共有者との面倒な交渉や話し合い」は、すべて専門知識を持った不動産会社(新たな共有者)が引き継ぎます。 - ✔ ② スピーディーに現金化できる
買主を探す「仲介」とは異なり、不動産会社が直接買い取るため、最短数日〜数週間で現金化が可能です。介護費用など急な資金が必要な場合にも対応できます。 - ✔ ③ 契約不適合責任(瑕疵担保責任)が免除される
不動産会社が買い取る場合、売却後に建物のシロアリや雨漏りなどが見つかっても、売主様が責任を問われることはありません。古い実家でもそのままの状態で引き渡し可能です。 - ✔ ④ 子どもへ「負の遺産」を残さずに済む
今、あなたが勇気を出して持分を手放すことで、将来ご自身のお子様が親族間のドロドロの権利争いに巻き込まれるのを防ぐことができます。
複雑な不動産相続こそ、スペシャリストにお任せください
不動産売却サポート関西では、「どんな物件でも、どんな相手にも、フェアでジェントルに。」をモットーに、複雑な権利関係が絡む不動産売却を数多くサポートしてまいりました。
当社は弁護士や司法書士など、各分野のプロフェッショナルと緊密に連携するネットワークを持っています。そのため、すでに親族間で法的なトラブルに発展しているような物件でも、法に則った安全かつ最適な解決策(買取)をご提案することが可能です。
「兄弟と連絡を取るのも苦痛になっている」
「他社で共有持分は売れないと断られた」
そのような状況でも、決して諦める必要はありません。まずはあなたの現状のお悩み、誰にも言えないご事情を私たちにお聞かせください。秘密厳守で、あなたの肩の荷を下ろす「最善の一手」を一緒に考えさせていただきます。
誰にも知られず、共有名義のトラブルから抜け出す。
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「自分の持分っていくらで売れるの?」といった些細な疑問でも構いません。
秘密厳守・査定無料でスピーディーに対応いたします。

